FF15 第13章

なるほどなー。

 

怖いとかバイオハザードとかいろいろ言われてるけど、なるほど、これはつまんねえな。

ただ、剣使えないときはつまらないの当たり前だけど、思ったよりは早めに剣をくれたのは良かった。

カードキー集めがつまらないのも当たり前。作業だから。むしろ今回のFF、クエスト関連に作業要素は強いので、ここに来てそれを殊更強調してしまうことがよろしくない。「そういえばここまでも作業だった…」と、全体の印象低下に繋がりかねない。

 

そして一番良くないのが、そんなストレスが溜まる仕様にした上でダッシュは遅くなり、柵などの障害物を飛び越えられないという所だと思う。

バイオハザード等のホラーゲームは不自由さが怖さに繋がるけど、あくまでFFであって更に今作はオープンワールドなのだから、ダッシュで敵をスイスイすり抜けて、邪魔な柵や障害物もひとっ飛びで良かった。

そうすれば第13章がここまでの低評価にはならなかったんじゃないかな。

足を掴まれたり、突然敵が出て来る等の要素は問題なし。これくらいでも怖いから嫌だという人はいるかもしれないけど、そこはゲーム表現における自由の範疇でいいと思う。苦手な人向けに幅を狭めるのは良くない。

 

あくまでファイナルファンタジーの中の要素なのに、ホラーゲームの文脈に沿ってストレスを与える仕様にしたことが一番の問題だと思いました。

 

ちなみに、シガイの正体が各所に置いてあるレポートで判明する所は良かったと思う。

ゲームが映画と違うところは、文書で情報を得ることが出来る所で、効果的に利用されていた。

シルバー事件というゲームでも、大事なところは全て文書で説明されていた章があったけど、映画はこういう所を会話や映像で表現しなければならないからこそ不自然になってしまうのに対して、ゲームは自然に文書で情報提供が出来るのが強みだよね。