しばしば遠足らしき子供の集団にぶつかることがある。
それを見るたびに基本的に列は崩さないものの、子供同士喋りながら歩いているのでテンションぶち上がり途端にウロチョロしかねない子供たちを目を光らせながら引き連れる引率の先生たちは大変だなあと心底思う。
大変ですね、そう思いながら暖かい目で見ていると警戒心MAXの目で見られる。
今のご時世仕方あるまい。
そのあたりは気が使える大人なので、進行方向が同じでも道の反対側に行くようにしている。
そんな一通の道を前から車が来ると、これもまた今のご時世からか子供からかなり離れるように走ってくる。
大変ですね、そう思いながら暖かい目で見ていると鼻先をかすめる勢いで目の前を通り過ぎる車。死ぬぞ俺。
あっちを立てればこっちは立たず。かくもこの世は生き辛い。