Pollyanna読んだよ

MOTHER公式トリビュートコミック「Pollyanna」購入。

MOTHER3の配分が少なかったのは寂しい。人気的にも仕方ないだろうけど、それ以上に3はゲーム中の描写・説明が多いからああいう形の漫画にし辛いのもあるのかな。1.2はプレイヤーによって思い出の形が様々なのに対し、3の形は差異が少ないから漫画にし辛いのかもしれない。

 

以下各漫画の一言感想文

敬称略、あとどのシリーズかを名前の後に表記します。

ア・メリカ2…表紙はオネットで自転車に跨りながら信号待ちをするネス。他の候補イラストも載ってたけどこれが一番良い気もするし他のどれを選んだってそう思った気もする。

今川伸浩1.2.3…MOTHER1.2.3キャラを1枚のドット絵で集約させた見開き絵。幸せしかない夢の世界。

松本大洋1…歌うサボテンの絵。アート。いい顔してるぜサボテン。と、ロイド。

浅野いにお2…スターマン息子も来てたからね。あったかもしれないね。翻訳すると同じセリフっぽい。

とよ田みのる1…ゲーム画面と絵を織り交ぜて描くのが合うこと合うこと。暖かみのある漫画を書く人なので一番合う。どのくらい?橋本真也と白はちまきくらい。

阿部共実2…一転して心がヒリヒリするような漫画を書く人。ページ数も16Pと多め。この人が書くならそりゃ主役は、ね。

ろびこ2…内容忘れ再プレイの思い出。ズバリ言って羨ましい。MOTHERの記憶だけ忘れ薬あれば10万払う。

大石浩二1.2.3…わかり味が深い。特にダスターの足は当時プレイした時もハッとした。足が少し不自由なのが大きな伏線とかじゃない、ただそこにあるものだったのが最高に良いのよ。

竹谷州士1.2.3…一枚絵のてんこもり感大好き。漫画部分はいわっち伝説の名言を絶対入れたかった感が伝わる。

石黒正数1…正直一番期待していた人なのに漫画じゃなくてイラストなのは悲しみ。短編書くのも上手な人じゃないですか!

福地翼2…YOU WIN!の秘密に迫る。この人にとってはいくら強くてもポーラは戦闘を怖がる子なんだね。その辺のイメージの違いは面白い。

吉田戦車2…カレーライスにしてた気がする。

みずしな孝之2…どせいさんといぬ。合う。どのくらい?アンドレとワンショルダーくらい。どせいさんの台詞が本物っぽくもありみずしな孝之っぽくもある。

須藤真澄2…そう、ポーラだけは来てくれる!だからポーラは好きさ!あとぬいぐるみあるあるすぎる。

羊の目2…共感しかない。MOTHER2のコピーは完璧すぎる。

山本さほ2…か わ い い

成田芋虫1…頭の中で自然とクイーンマリー城の曲が鳴り響く。あの美しくもあり悲しくもある曲に相応しい名作。マリアもMOTHERの主役の一人。

藤沢カミヤ1…共感しかない。MOTHERの思い出エッセイ漫画はどれも共感しかない。

ヨシオカサトシ2…フォーサイドの一枚絵でもありオールスターでもある。ぼく思い出だとそこまでフォーサイドって大都会なイメージでもないんだよなあ。

トビー・フォックス1.2.3…トビーの語るMOTHER。と犬。とUndertaleコラボ。ところで巻末の「どっかのしょーもないゲーム」って表現日本語訳合ってる?もうちょい柔らかいジョークで言ってる気がするんだが。

あらゐけいいち1…斜め移動は何故か少年心くすぐったよね。言語化出来ない感覚を見事に漫画化してるのが凄い。

ふるえるとり2…ママによるママ論。これは当然自分にはない感覚だったから新鮮で発見だったなあ!

青木俊直2…いくつになっても冒険の時は突然に。まだまだこれから。

松本ひで吉2…天才写真家の受難。天才写真家の案を出した人がいて通した人がいるからMOTHER2は伝説に残る名作になれたんだろうなきっと。

こがわみさき1.2.3…母がいて子がいて、それはまたどこかに受け継がれて行く。

ワキサガ3…ブタマスクの敵なのに敵じゃない感じを説明してくれて、今更ストンと腑に落ちた。あとクマトラめっちゃ好きなんすよ。

まえだくん1.2.3…ド直球4コマ漫画。昔はこういうゲーム4コマ漫画いっぱいあったよね!好きだったなあ。

久木ゆづる2…あったかもしれないポーキーとネスの前日譚。ネス△

坂野杏梨2…アメリカ行きたくなる。

水あさと2…トニーみたいな子が当たり前のようにいて、プレゼント箱を開けるのは当たり前じゃないのがMOTHER2の良い所。クッキー…。

田辺洋一郎1…僕らはMOTHERをやらなかった人生とは一味違うんですよ。

緒方雄一2…どせいさんって一種のサヴァン症候群的なものだと思ってる。

横山了一1…令和になってもおとなもこどももおねーさんもならとても嬉しい。

和田ラヂヲ1…これはMOTHERの漫画じゃなくて和田ラヂヲの漫画だ!

成家慎一郎2…ラストを締め括るに相応しいポーラの苦悩とネスの暖かさを描いた漫画。確かにポーラのPSIってそうだよね。

 

と、全部書いたものの漫画の感想と言うよりほとんどMOTHERについて感じたことを書いてしまった気がする。まいっか。

こうして見るとやはり2が多く3が圧倒的に少ないな…。3が少ないのは最初に書いた理由と、思い出を書くならネタバレを避けられないというのもあるのかもしれないですね。ただクマトラやダスターが楽しそうにしてる所は見たかったかな。

何はともあれ令和の時代にMOTHERだけで本を出す、それにこれだけの人が集まり、MOTHERをプレイした時のワクワクを思い出せたのは本当に良かったです。

第二弾やるなら書きたい、むしろ何故書かせてくれなかった!?って人もきっと沢山いると思うので、たくさん売れますように…。

 

Pollyanna

Pollyanna

  • 発売日: 2020/06/25
  • メディア: コミック