NHKにようこそ!

アニメのスーパーカブの小熊ちゃん、宗教と出会わずスーパーカブに出会った世界線にいる「NHKにようこそ!」の岬ちゃんとして見てると面白い。

内気な黒髪女の子キャラは良い子か畜生の両極端が多い。でもこの2人は基本良い子だけどただの良い子じゃない感が凄く好き。リアルー。

 

ふとNHKにようこそを書いた滝本竜彦先生の現在を調べてみると、NHKにようこその続編(同人誌的なものなのかな?)やカクヨムの作品が漫画化したりしてるらしい。

いや滝本先生一時期新作書かずスピリチュアルな方向に進んでいて、作家性がそのまま現実に飲み込まれてしまったようで心配していたから嬉しいな。

NHKにようこそを好きだった人は岬ちゃん可愛いの引き勿論だけど、佐藤くんに自分を投影してた人が多いはず。かくいう自分も引きこもりじゃなかったけど、ダメな部分がビッシビシに突き刺さった。

そして滝本先生も確実に佐藤くん的ヒトなので、そういう人が「あー、そっち行っちゃうかー…」となっていて悲しかったからホント安心。

 

ちなみにNHKにようこその佐藤くんはビッシビシに突き刺さるくらいダメさがリアルだったし、黒髪少女岬ちゃんのただの良い子じゃない感もリアルだったけど、勿論現実に岬ちゃんはいない(いても目の前に現れない)わけで。そんな中、本当に必要で現実にもありえる存在だったのは後輩友達の山崎だったなあ。

ダメ人間仲間がいればどうにかなる。最悪山崎みたいに自分を置いて何となく幸せになってしまっても、たまに会って話すときに根っこのダメ人間さが残ってたら何だかんだどうにかなる。

 

そんな感じで、やっぱり俺の元には岬ちゃんは来なかったし何なら山崎もいないけど頑張って生きてるよ佐藤くん、というより昔の自分に伝えたい。

まあせめて誰かの山崎になれてたら良いなあと思う。

 

滝本先生が原作してる異世界ナンパ〜激長タイトルを貼っておくけどマンガワンでも読めるらしいです。

今度読んでみよう。