西尾維新大辞展

西尾維新大辞展に行ってきた。

当時クビキリサイクルを読んだもののハマらず、化物語でハマり、クビシメロマンチストを読んだら本格的にどハマり。現在スピンオフ以外はすべて読んだ程度にはファンなので行くしかねえ。

 

グッズの品薄は深刻だったけれど、それほどグッズに興味はないので構わない。難点と言えば、銀座という土地柄に若干の場違い感はあり、松屋銀座の品の良いご婦人店員に「音声ガイドは戯言でお間違いないですね」と言われたとき何とも言えない気恥ずかしさと申し訳無さを感じたくらいか。この人絶対読んだことない。

 

Twitterで調べるとグッズのことばかり言及されていたけど、ファンなら行って良いイベントだった。ただ目新しい何かがあるわけではなく、今までの作品がまとめられていて、所々に西尾維新のコメントがあるくらいなのであくまでファンならばと言った所。

個人的には世界シリーズやりすかシリーズ西尾維新が言及しているだけで喜ぶ人間なので問題なし。早く完結させろ。

そして、音声ガイドでいーちゃん達が刀語や伝説シリーズにコメントしてくれただけでも嬉しい。スピンオフしない約束なんて今後もいくらでも好きなだけ破ってほしい。

また、少しだけいーちゃん達が未来の話をしていたのもそれだけでグッと来てしまう。青春小説、ジュブナイルと銘打ちつつイカれた駄目な子たちの話をイカれきれない駄目な子だった時に読んでいたので、素直に嬉しい。

 

ちなみに、前述したように自分は音声ガイド、戯言を選んだのだけど、これから行く人は化物語か戯言にした方が良いですよ。忘却探偵と忍はパンフレットに全文載っているし、買わなくても見本品でざっと見することは出来るから。でも買ったほうが良いです。他に買うのあんまりないし。

 

あと最後のアレ、変な文章だから最初タイトルあってもまあねーとしか思わなかったし、飛び飛びで出て来てもまあねーだったけど、まんまタイトルの2つ目が出て来た時は鳥肌。めだかで600のスキルを2日で考えたというのも震えたけど、西尾維新が一番の化物で戯言使いでしょ。最後のあのブースを見たら、来て良かったと心から思いました。

 

全作読んでるような変態は迷わず行くべき、そうじゃなければまずは読むべき。そんなイベント。

でも戯言シリーズこれから初見で読める人、少し羨ましい。