ファイナルファンタジーⅦ リメイク

ファイナルファンタジー7リメイククリア。

今のスクエニにどれだけ期待ができるのか、分作もどうせ金稼ぎのためじゃないか、そんな懸念や疑念を持ち本作を迎えてしまったことを謝りたいと思うほどの完成度だった。

 

まずグラフィックは文句なし。

FF7の登場人物にミッドガルはこう見えていたのかということがよくわかって感動しました。

細かい部分にアラがあるという声もあったけど、細かくない部分が完璧だから良いでしょう。神羅ミュージアムの映像は「そこ作り込むの!?」と驚愕。原作でも神羅ビルに謎映像あったので、ある意味一番リメイクしたところかもしれない。あの謎映像なくて少しガッカリした後だったので、そこに力入れたのは個人的に嬉しかったです。

 

キャラクターはみんな魅力的で、エアリスは原作原理主義者達でも生存ルート入れてくれても良いよね…?と宗旨変えしてしまうくらいの出来。いやホントFF7ユフィ一択だったのにエアリスにガチ恋不可避。谷間。ハシゴ。

クラウドはかっこいいのは当然として、魅力は可愛げがある所だと思うんだけどそこ理解して作られていた。手揉み屋は一番高いコースを選ぶべし。放心状態のクラウドは必見。

バレットは雰囲気変わったようで、案外イメージは変わらなかったかな。ただグラフィックが綺麗になったことで星のためという大義名分があってもテロ行為の罪は原作以上に重く感じる割に、イメージが変わらないなら良く出来ている証拠ではないでしょうか。

ティファはおっぱい。一番原作通りかも。

ナナキは登場時間が少ないもののスイッチをヨタヨタ切り替える姿に存在感。やはりこのスタッフ、わかっている。

ビックスウェッジジェシーは凄かった。名前のあるモブという印象だったのにここまで登場人物として成立させるなんて。

スラムの面々含めてみんなそこに生きていることを実感させてくれたのは、分作の意味を痛感。金稼ぎのためなんて疑ってゴメンネ…。

 

ストーリーはリメイクと言うよりリブートの方が近いかも。一からFF7のシナリオを沿っているわけではなく、明確に原作有りきの改変はあります。リブートよりもむしろリテイクかな?ここは賛否両論になっても仕方なし。

 

ちなみにスタッフのわかってる感を一番感じたのはクリアするとHARDモード追加等と同時にバイクゲームのスキップを出来るようになったこと。確かにあれはわざわざやり直したいとは思わなかったので良かった。楽しくやりこみをさせてくれるゲームは良いゲーム!

 

総括すると、当時FF7に感動しFF15でガッカリしたタイプの人間が神ゲーと感じたのでそういう人ほど満足出来ると思うのでオススメですよ。

ちなみにこの感想はamazonの低評価レビューに納得行かなかったので書き上げました。

ではこれから、HARDモードで二周目入りまーす。

 

ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4

ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4

  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: Video Game