モヤモヤさまぁ~ず

僕はモヤモヤさまぁ~ずという番組が大好きで、記憶が確かならば初回特番からずっと見続けている。

福田アナに変わってからも見続けているけど最近思うことは、福田アナ、苦労してるだろうなあと。偉大すぎる初代アシスタントと、個性的すぎる2代目アシスタントに比べて普通すぎるから。

福田アナ本人がそのことに気づいていない訳がないし、その苦悩は想像に難くない。

 

でもさあ、普通すぎることは何も悪いことじゃないと思うんだよ。さまぁ~ずが安定さとどうかしてる部分を兼ね備えている芸人さんなので、その横で普通にしている姿を見るのはなんだかホッと一息つけるような気がして凄く好きなんだ。

ゴリゴリのバラエティ番組とは一線を画したモヤモヤ番組なんだから、自然体の人が迷い込んだくらいでも丁度いい。場合によっては素人側もどうかしていて、福田アナ以外まともな人がいない瞬間だっていくらでも番組だ。

そして普通にしてても、転倒、大怪我して顎にボルト入れることもあるのが人生。そのまま行ってほしいなあ。

アナウンサーって、本来どエリートの代表だと思うけど、普通の雰囲気でさまぁ~ずの横に立っているのも意外と悪くない。二人を止めずに振り回される立場にいてくれたらそれで良いです。 

ドラゴンクエスト11 part2

うちのギャンブル狂勇者は、ジャックポットを引き当てたことで満足したらしく、先へ進んだ。現在メダル女学院。狂った名前だ。だがそれがいい

 

今作は正直な所、新しい音楽はイマイチ耳に残らない。しかしそこは歴史あるシリーズ、効果的に昔の音楽を流してくれるので何の問題もない。11の曲も、クリアする頃には馴染んでいるだろうし、ヒーローズ等で使われて行けばそれも新たな歴史になる。(アリーナoutマルティナinになりそうで怖いけど。むしろ二人共にinしたい。in乱な意味で)

 

 やっててドラクエだなあと感じるのは、大筋のシナリオがありつつ、個々のシナリオが妙に残るところだ。その中でも人魚のエピソードは珠玉。軽はずみな選択肢をしがちなドラクエで(むしろしたくさせる作り)、取り返しがつかない要素を入れるのは全国のゲーム少年に口は災いの元ということを痛感させたアモストラップを彷彿とさせる。

アモスとの違いは、今回はどちらの選択も決して人魚が本当の意味で幸せになることはない。

でもそれが良いんだ。待ち続けるべきか真実を知るべきか、どちらかの幸福、あるいは不幸をプレイヤーに選ばせるこのイベントは素晴らしい。自分は真実を伝えることを選び、ストーリーとしては間違いなくそちらを選んだ方がいい作りになっているけど、選択出来る事に意味がある。

そして、ロミアの自室のメモ。これを読んだ時、何も感じない人はいないだろう。

 

PS4版を買って、過去作とのスピンオフがあるなら3DS版の方が絶対良かったと思ったけれど、このイベントを経て考えが変わった。ドラゴンクエストを美麗なグラフィックでできるという事が充分な価値になる。

 

FFはFF病という言葉を使い、マンネリからの脱却を図り失敗した。(FF自体は毎作システムに変化を付けていたので悪いことではないけど、15は明らかに失敗だった)

ドラクエは真っ向からドラゴンクエストを作り、今のところ個人的評価としては大成功を収めている。

 

ゼルダの伝説で、まだゲームにワクワク出来るということがわかったけど、ドラゴンクエスト11も近い感覚が今はある。

西尾維新大辞展

西尾維新大辞展に行ってきた。

当時クビキリサイクルを読んだもののハマらず、化物語でハマり、クビシメロマンチストを読んだら本格的にどハマり。現在スピンオフ以外はすべて読んだ程度にはファンなので行くしかねえ。

 

グッズの品薄は深刻だったけれど、それほどグッズに興味はないので構わない。難点と言えば、銀座という土地柄に若干の場違い感はあり、松屋銀座の品の良いご婦人店員に「音声ガイドは戯言でお間違いないですね」と言われたとき何とも言えない気恥ずかしさと申し訳無さを感じたくらいか。この人絶対読んだことない。

 

Twitterで調べるとグッズのことばかり言及されていたけど、ファンなら行って良いイベントだった。ただ目新しい何かがあるわけではなく、今までの作品がまとめられていて、所々に西尾維新のコメントがあるくらいなのであくまでファンならばと言った所。

個人的には世界シリーズやりすかシリーズ西尾維新が言及しているだけで喜ぶ人間なので問題なし。早く完結させろ。

そして、音声ガイドでいーちゃん達が刀語や伝説シリーズにコメントしてくれただけでも嬉しい。スピンオフしない約束なんて今後もいくらでも好きなだけ破ってほしい。

また、少しだけいーちゃん達が未来の話をしていたのもそれだけでグッと来てしまう。青春小説、ジュブナイルと銘打ちつつイカれた駄目な子たちの話をイカれきれない駄目な子だった時に読んでいたので、素直に嬉しい。

 

ちなみに、前述したように自分は音声ガイド、戯言を選んだのだけど、これから行く人は化物語か戯言にした方が良いですよ。忘却探偵と忍はパンフレットに全文載っているし、買わなくても見本品でざっと見することは出来るから。でも買ったほうが良いです。他に買うのあんまりないし。

 

あと最後のアレ、変な文章だから最初タイトルあってもまあねーとしか思わなかったし、飛び飛びで出て来てもまあねーだったけど、まんまタイトルの2つ目が出て来た時は鳥肌。めだかで600のスキルを2日で考えたというのも震えたけど、西尾維新が一番の化物で戯言使いでしょ。最後のあのブースを見たら、来て良かったと心から思いました。

 

全作読んでるような変態は迷わず行くべき、そうじゃなければまずは読むべき。そんなイベント。

でも戯言シリーズこれから初見で読める人、少し羨ましい。

ドラゴンクエスト11

8までは全てプレイし、9で拒否反応が出て、オンラインの10は未プレイ。PS2版8は楽しかったものの、DS版は何故か途中で投げてしまった。

そんなわけで今作買う気はなかったけど、そこはドラクエブランド、衝動買い。

 

現在、カジノでギャンブル狂勇者となる所まで進行。いや面白いよ、これ。

 

華麗なムービーが流れる中声が出なかった時は何かのバグかと思ったけどどうも仕様らしく、字幕だけ出て無声という姿に違和感バリバリ。けど今のところ字幕シーンはオープニングだけで、それ以降はイベント中も昔ながらのウインドウ方式なので問題なし。むしろそのおかげですんなりとグラフィックの綺麗なドラクエなんだと入り込むことが出来た。

思えばドラクエ8が出たときも、子供の時ドットを見ながら思い描いた風景、モンスターの姿がそこにあって感動したんだよなあ。

ファミコンの荒いドットの世界であっても、脳内に広がる世界はあれだった。

 

戦闘時プレイヤーを自由に動かせるシステムも、何も利点はない実質カメラ機能なのだけど、これがまた良い味を出してて没入感はあるし、ももんじゃのプリケツも見放題ですよおにーさん。

 

ただ、FF12リメイクの次というのがタイミングが悪い。戦闘の長さ、フィールドの広さがFF12のあとだと倍速でやりたくて仕方がなくなるのだ。FFの次じゃなかったらそう思わなかったかもしれないし、3DS版はそんなことがないようなので、必ずしも欠点とは言えないかもしれないないけど。

 

とりあえず今のところは、世界が闇に包まれないよう寝る間を惜しんでプレイするくらいにはハマってるよ(カジノにて)。

 

 

ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ

FF12リメイクを購入。

PS2版は既プレイだけど、正直あまり印象残っていない。それなりに面白かった気がするけど。

勢いでクリアするものの、キングベヒーモスやヤズマットは倒してないし、倒す気もない。やりこみ要素があるのは凄く良いけど、さすがにその労力はきつい。

 

プレイ感としては公式チートとも言える4倍速を載せたのは英断だった。というより、当時倍速なしで良くクリアしたものだ。魔神龍も倒してたはずだし。

 

グラフィックに費用と時間をかけたから見てほしいのかもしれないけど、やっぱりマップが広すぎるし、寄り道の多さは裏返すとストーリー進行の足枷でしかない。ストーリー自体は良く出来ているのに、これが通常速度しかなかったらたぶん何も印象に残らず、疲れたという印象しかなかったと思う。

 

通常速度しかない代わりに中身を薄く(良く言えば濃縮)していても良かったのかもしれないけど、倍速のサクサク感、お得感が妙に気持ちが良くて、むしろ印象が良くなることに繋がったので、結果的にこれは最良の形だったのでは。

 

ヴァンの棒問題も今プレイし直すとそうでもなかった。当時はオンドゥル語ブームだったので、悪い意味で乗っけられて、無理やり担ぎ上げられた感もある。青い感じで良いじゃん良いじゃん。これはこっちサイドが年齢を重ねて許容範囲が広がったのもあるのかもしれない。

 

年齢を重ねてわかったもう一つのことはフランエロい。ヴィエラサイコー。

当時はアーシェ一択だったけどフランすげー良い。大人になったもんだ。

 

そして大人になったからこそ、恋愛要素を排除した今回のシナリオが面白い。バルフレア主人公だし、バルフレアフランコンビも魅力的だし、アーシェのヒロインでもありヒーローでもある存在に感情移入出来るし、ヴァンの青い所も好印象。パンネロバッシュは、少し勿体無いけど良い味は出してた。

 

対帝国のスター・ウォーズとして見ればかなりの良作だったのでは。改めてプレイすると、不当に低評価を与えられていたと思うので、リメイクによりもう一度日の目を見ることが出来て、本当に良かったよ。

 

 

ゼルダの伝説 クリア

神獣を開放してすべての記憶を思い出し、ガノンを倒してゼルダ姫救出!

サブクエストは残っているし祠はまだあるけど、一通り目についたやつはやったかな。

 

感想。

ゼルダ姫が可愛くないのが発売前は気になったけど、なるほど、今作のゼルダ姫は高貴なお姫様ではなく、普通と同じ人間というところに比重を置いて描いてある。

だから敢えて美人過ぎず、愛嬌のある感じにしたんだろう(逆にリンクは完璧超人なので超イケメン)。

リンクがゼルダを守り傷付き回復している100年間、足手まといになっていた恩返しとばかりに覚醒した力を使ってその能力以外では普通の人間(女の子)であるゼルダガノンを封じていたことに意味がある。

等身大だったからか、助けたときの感動も何だかリアルだった気がする。

 

ちなみに任天堂が可愛い女の子を描けないわけじゃないのは他のキャラクターを見ればよくわかる。特にパーヤはずるい。そしてリンクは悪いやつだ。

 

女の子の感想はともかく、ゲームの感想。

写し絵機能や料理に終盤面倒臭さは感じるし、馬はどこにいても来れる場所なら口笛で来るべきだったと思う。そして普通のダンジョンが一つは欲しかったという気持ちもある(これはハイラル城がそうかもしれないけど)。

そんな気になる点はあるのだけれど、点数を付けるなら100点満点以外はありえない。最高のゲームだった。

何が良いとか細かく書いて、却って魅力を失っても嫌なので、理由だけ書いておく。

 

こんなにゲーム世界にのめり込んで、プレイ中ずっと楽しい、そしてクリアした時寂しさでいっぱいになったゲームは子供の時以来だった。

 

その事実だけで、100点。

大人になってから当時の感覚をまた感じられたことが、本当に嬉しい。

 

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

 

 

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

もともとオーブンワールドに良いイメージはない。オーブンワールドが主体の洋ゲーもそういう理由で苦手なことが多い。

バットマンやボータルは滅茶苦茶面白かったけど、オーブンワールドではない所に力を注いでいたから面白かった。

なので今作、ゼルダがオーブンワールドということに不安しかなかったけど、せっかくWiiU持ってるしゼルダブランドを信頼して購入してみたら、何コレ超面白い。

 

草に火をつければ燃え広がるし、木を切れば倒れる。そういう自由度はたぶん当たり前なんだろうけど、ほぼどこでも登れるという要素だけでオーブンワールドが苦手な人間ですら楽しいと思えるゲームになってる。

『この壁越えられるだろ』『モンスター倒せるやつが柵に阻まれるなよ』

そういうゲームのある種お約束的概念を覆すことがここまで楽しいとは思わなかった。

 

そしてそれに拍車をかけて面白さが増してるのが、アイテムが序盤からバンバン手に入るということ。

高いところから落ちたら当然ダメージを受けるけど、今作は早い段階でパラグライダーのようなアイテムが手に入るので、飛び降り放題になる。

つまり、高いところは登っていけるし逆に高いところから飛び降りるのも自由自在。本当の意味で行きたいところに行けるゲームになっている。

 

もちろん、知らないだけで既にそういうゲームはあるのかもしれない。

ゼルダだからべた褒めしてるんじゃないかと思われるかもしれないけど、そのとおーり!ゼルダだから良いのだ。

これはもう当たり前の話で、イチから知らない登場人物、舞台に感情移入するよりも、リンクを操ってハイラル王国、ゼルダ姫を救うほうが取っ付きやすいに決まっている。

それがシリーズものの強み。

けれど、だからこそ保守的になってしまいがちな所に、全く新しいものを取り入れたことが凄いことだし、何よりもそれに違和感(コレジャナイ感)を感じさせないどころか楽しさが増しているのがさすがだわ。

 

この驚きは、初めてマリオ64時のオカリナをやったとき、あるいはFF7をやった時以来の衝撃だ。

これだけいろんなゲームを経て、ある種行き着くところまで行き着きつつある中、見せ方遊ばせ方の違いでここまでのめり込むこと方法がまだあるとは思わなかった。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド