掟上今日子の旅行記読了。
怪盗から一通の予告状が。
そこに書かれたるは『エッフェル塔をいただきに参上致します』の文字。
名探偵掟上今日子、怪盗を阻止するためいざフランスへ!
って書くと何だか壮大な気がするけど、割といつも通りのシリーズ作。
なんなら西尾維新がフランス旅行をして、それを経費で落とすために書き上げたんじゃないかとすら。(東野圭吾の本であったなそんな話)
逆に言えば、このシリーズが好きなら安心して楽しめる内容でした。
が。
一日目、とんでもない引きで終わる。
読んでる最中はどうせ二日目の冒頭でそんなことはないオチかと思ったら一切触れられず、説明のないまま話は終わる。
いかんでしょ!
ドラえもんでのび太くんが無人島に漂流して数十年生活したけど、タイム風呂敷とタイムマシンで元通りになった話があって、その経験を経たのび太くんはそれ以前ののび太くんと同一視出来ないというあるあるネタがあるけど、それに匹敵するくらいの衝撃。
厄介ェ…。