落とし穴

水曜日のダウンタウンの「打ち合わせ中、隣の部屋からカレーの匂いを送り続けたらその後全員カレー食う説」を見て確信したのは落とし穴最強説。

元号当てるまで家から出られない説も、出たとこに落とし穴があったら面白さが倍以上になってたはず(企画意図はブレにブレる)。

伝わらないモノマネも最後落ちるから面白さが倍増しているように、突然人が消えるのが結局一番面白い。

赤ちゃんはいないいないばあで笑うけど、大人になるといるいるいないの落とし穴が面白くなる。

 

同じ落ちる系ジャンルだとバンジージャンプやスカイダイビングがあるけど、あれお金払ってでもやりたい人もいるんだよなあが頭の片隅によぎって個人的には笑いが少し減ってしまう。激辛料理とかも。

そういう意味では落とし穴は同じ落ちる系でもやりたがる人がいない時点でテレビ特有のジャンルの面白さがあると思う。

 

M-1もトロフィーを渡して優勝者コメントを話し始めた瞬間落とし穴に落ちたら絶対面白いし、野球もホームランを打ってホームベースを踏んだ瞬間落とし穴に落ちたら被弾した投手も相手チームのファンも皆笑顔になれる。

それなのになぜやらないか。そんなことをしちゃいけないからだ。良いわけがないだろう。

 

と、無意味な妄言をつらつら書いたお詫びに落とし穴大好き同志へ一つ豆知識を残しておくと、海岸に1.5m以上の穴を掘ることは海岸法で違法になるので、気をつけて下さい。

落とし穴も、プロしか手を出しちゃいけない匠の技なのだ。

ポケモンGOをやめた理由

最近あまり見なくなった気がするけど、ポケモンGOをやったことがある人ならみんな知ってる、やったことない人は知らないのが一斉にスマホをいじっている謎の集団の正体はレイドバトルということだった。

そして同じく、ポケモンGOをやってる人がレイドバトルの時みんな気づいていたことが平均年齢の高さだ。

場所時間帯にもよるだろうけど、明らかに50代60代の方が多い。おばちゃん、おじさん。絶対にポケモン世代じゃない。

とは言えそれは何も問題はなく、青春に年齢制限がないように、いくつになってもゲームを楽しんで良い。おそらくそれを否定することは自分の未来を否定することにも繋がる。守りたい、僕の笑顔。

ただ一つ気になるのは、ポケモンGOをしているおじさん、ちょっと怖そうな人も多い。いい年をしてポケモンGOをしているから怖いのではなく、ちょっと怖そうな人がポケモンGOをしている。サトシくんではなくロケット団よりだ。場合によってはオーキド博士だ。おそらく当時からロケット団よりの年齢だったのだから仕方ないのかもしれない。

とは言えロケット団は勿論オーキド博士もパーソナリティを知らず、見た目だけなら怖そうに見える気がするので、そればっかりは仕方ないのだろう。

そう思いながらレイドバトルに耽っていると、隣に子供。そして心なしかこちらを少し警戒した目でちらちらこっちを見るお母さん。

そうか、僕もいつの間にかとっくの昔にサトシくんではなく、ロケット団になっていたんだな。何ならオーキド博士すらある。守れなかった、僕の笑顔。

Kindle Fire HD 10 Plus届いたよ

Kindle Fire HD 10 Plusが届いたので感想。

まず「fire 10 plus google」で検索してGoogle playを入れる作業に取り掛かる。

表示された適当なHPの通り順番にダウンロード→インストールをしてから参考HPをスクロールしたら、「まだインストールしません」の文字を見て「もう遅いよ!先に書けよ!!」と焦るも特に問題なく上手く行った。

Tverは無事再生。torneのアプリはどうかなと思っていたけど、nasneと関連付けるのが何の問題もなく出来再生出来ました。

 

ここで思ったのが、旧fire8や10は音が小さくてブースト出来るアプリを使っていたけど新型10は音が大きくなってる。音質もそれに伴ってなのか良くなってるような?この時点で元は取れたで工藤。

 

次に性能を試す目的で、スマホでやってるウマ娘をダウンロード。

若干レースやライブ映像でカクついてる気はしたけど、そんな気がする程度で許容範囲内。これまた特に問題なくプレイ出来る性能はありそう。というかスマホとメモリ4gは一緒なので、そりゃ出来るか。

確認し終えたらガチャまでやって持ってないウマ娘が出ても困るのでアンインストール、したけど大きい画面のウマ娘を見てるのが思ってたより幸せ指数が高かったから、またインストールして本垢と紐付けするかもしれません。えいえいむん。

 

あ!あと想定外で凄く良かったのが、旧fire8はIPv6接続を安定して出来なかったけど新型10plusは出来るようになってること!せっかく契約とルーター変えたのに、fireはnasneが見れなくなっただけという地獄だったので本当に良かった。

 

そんなわけで、もっさりしてしまっていた旧8と違って当然そんなことはなくなっているし、音量やIPv6みたいに期待してなかった所も改善されていたので普通にコスパ関係なく買って大正解という印象です。今の所は。

 

唯一の欠点は、8より大きいので単純に重いことかな。

いや当たり前だろって話だけど、重い分うっかり落とした時の壊れるリスクは高そうなのでそういう意味でも延長保証はマストかなと思いました。

 

 

 

 

prime day

待ちに待ったアマゾンプライムデー。

目的は「Kindle Fire HD 10 plus」。旧8と旧10は購入済。

10plusは発売されたばかりなので値下げ対象かは微妙な所だったけど、18980円が12980円。

やるじゃんAmazon

 

10は一年くらいでバッテリーがイカれて充電出来なくなってしまったので現在は8を使用中。

8で困ることも去年くらいまではなかったけど、主に使用しているTverやプライムビデオが重かったり落ちるようになって来たのと、wifiを変えたらnasneに接続出来なくなってしまったのでRAM4Gの10plusを狙いを定めたと言う次第。Tverはともかくプライムビデオで落ちるのは古いとは言え正直どうかと思うんだけどね。

 

心配なのは、GooglePlay等が手動インストールなのでTverが今は使えるとしてもいつまで使えるか、nasneは端末を変えた所で使えるのかと言った辺りだけど、現在使用中の2017ver8はandroid5.1相当らしく、購入予定の新型10HDはandroid9相当らしいのでおそらく変える価値は大いにあるはずだ。

 

他で意外と楽しみなのが、旧10で使ってたけど今使ってる旧8だと使えないAlexaがまた使えるようになることだ。家電と連携はしていなかったけど、fireの目覚ましを使った時に「Alexa目覚まし止めてー」で止まるのが意外と良い。おはようAlexa。

特にもう起きてしまっていてかつfireが少し離れた所にあった時が凄く便利で、8に戻してまた手動で止めなきゃいけなくなった時、朝は自分の行動を遮られるの、嫌。超嫌。と実感した。

ただそれって逆に言うと、自分は保険をかけて他にも目覚ましを使っているけど、fireでしか目覚ましを使ってない人はそれだけで止まっちゃう分寝坊リスクがある。二度寝危険。

ついでに目覚ましの話だと「ヤバい寝落ちする」って瞬間に「Alexa、30分後起こして」で目覚ましセット出来るのも便利だったかな。手動でアラーム設定面倒臭すぎてそのまま寝落ちしがちになった。

 

そんな訳で、既にポチりしたので明日届く予定です。

明日改めて使用感のレビューをするので宜しくどうぞ。

 

あ、もし購入するなら最初に書いたけど全く充電出来なくなる不具合、他にも同じ症状の人はいたみたいなので最低限延長保証だけはつけたほうが良いと思います。僕は3年つけました。

まあ合計で16760円のタブレットなら、3年間使えれば充分元は取れるんじゃないでしょうか。

 

 

NHKにようこそ!

アニメのスーパーカブの小熊ちゃん、宗教と出会わずスーパーカブに出会った世界線にいる「NHKにようこそ!」の岬ちゃんとして見てると面白い。

内気な黒髪女の子キャラは良い子か畜生の両極端が多い。でもこの2人は基本良い子だけどただの良い子じゃない感が凄く好き。リアルー。

 

ふとNHKにようこそを書いた滝本竜彦先生の現在を調べてみると、NHKにようこその続編(同人誌的なものなのかな?)やカクヨムの作品が漫画化したりしてるらしい。

いや滝本先生一時期新作書かずスピリチュアルな方向に進んでいて、作家性がそのまま現実に飲み込まれてしまったようで心配していたから嬉しいな。

NHKにようこそを好きだった人は岬ちゃん可愛いの引き勿論だけど、佐藤くんに自分を投影してた人が多いはず。かくいう自分も引きこもりじゃなかったけど、ダメな部分がビッシビシに突き刺さった。

そして滝本先生も確実に佐藤くん的ヒトなので、そういう人が「あー、そっち行っちゃうかー…」となっていて悲しかったからホント安心。

 

ちなみにNHKにようこその佐藤くんはビッシビシに突き刺さるくらいダメさがリアルだったし、黒髪少女岬ちゃんのただの良い子じゃない感もリアルだったけど、勿論現実に岬ちゃんはいない(いても目の前に現れない)わけで。そんな中、本当に必要で現実にもありえる存在だったのは後輩友達の山崎だったなあ。

ダメ人間仲間がいればどうにかなる。最悪山崎みたいに自分を置いて何となく幸せになってしまっても、たまに会って話すときに根っこのダメ人間さが残ってたら何だかんだどうにかなる。

 

そんな感じで、やっぱり俺の元には岬ちゃんは来なかったし何なら山崎もいないけど頑張って生きてるよ佐藤くん、というより昔の自分に伝えたい。

まあせめて誰かの山崎になれてたら良いなあと思う。

 

滝本先生が原作してる異世界ナンパ〜激長タイトルを貼っておくけどマンガワンでも読めるらしいです。

今度読んでみよう。

 

 

内村さまぁ~ずパンサー回

内村さまぁ~ずの好きなゲスト回を昔から見直してるけど、#236『我々パンサーのコトを1mmでも興味を持って帰ってもらいたい菅良太郎」回が改めて面白すぎる。

尾形の面白くなさと面白さ、ダメ人間さと愛らしさがフルに発揮された神回。

そして内村さまぁ~ずでやる必要がないけど内村さまぁ~ずでしか出来ない神回だった。

3人の緩い雰囲気がうっかりシビアになりそうな空気を緩和させてくれるし、思い返すと笑っていいとも最終回でもウッチャンは後でニコニコしてるだけで何となく幸せな雰囲気にしてくれる大事な存在だった。

 

ちなみに尾形さんの凄いところは東日本大震災で実家が津波に流されてゴリゴリに被災してるのに、震災番組以外ではテレビで全くそのことを言わないことなんですよ。

どこまでもどうしようもないと思わずにいられない人間性なのに、明らかにポリシーを持って被災したことを言わないようにしているのが何となく理解出来るので、嫌いになれないし信用出来る。

ちなみにこの回で暴露されてるのはそんな尾形さんは地元仙台の番組で抜いてたそうです。

そんな所全部ひっくるめて芸人尾形が愛おしくて仕方がない。

 

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シンエヴァ見てきた。

ネタバレしかないので注意。

 

昨日書いた予想おおまかに当たっていてびっくり。思ってた以上に旧劇のリブートで父子の物語でシンジとアスカの新しい形でした。

 

冒頭を見た時はあまりエヴァに望んでいないリアルロボットでどうなることかと思ったけど結果最高にエヴァンゲリオンだった。

思い返すとエヴァ破はスーパーロボットエヴァQはリアルロボット、シンエヴァエヴァンゲリオンという位置付けになっていた気がするな。

 

続くシーンは空白の14年間、今まで描かれていなかった一般の人々がどのように過ごしていたかを垣間見えるシーン。これは戦後の復興でもあり災害後の復興でもあって、日本は何度も復興というテーマから逃れられないのでとても印象的。過酷な環境でも「今が一番若いんだから」生きていく姿を描いていて大好きなシーンだった。

アスカ派としてはケンケン呼びする度に脳が破壊されていったけど、そりゃあシンジくんが14年間寝ている間にアスカは今を生きてきたんだからそういうこともある。

綾波(そっくりさん)が人の暖かさに触れる間にシンジくんはゴリゴリのPTSD失語症に陥っている。この時のアスカの対応あんまりなのが気になったけど、アスカはアスカで必死に生きてきたからの対応で、だからこそケンスケの存在が大きかったのが伝わる。こんなことになるなら3号機お前が乗っとけば良かったんや!とか思ってないよ。ギギギ。

アスカの「子供に必要なのは恋人ではなく母親」という言葉通りシンジの心を開いたのは暖かく包み込む存在でありユイのクローンの綾波(そっくりさん)だったが、ネルフでしか生きられない存在はシンジくんの目の前でLCL化。どんだけ追い込むんだよと引いたけどシンジくんはヴンダーに戻ることを決意。こんな悲しい存在を作り出してしまったゲンドウを止めなきゃ、という決意に繋がったのかな。

 

その後エヴァ特有の難しい世界観で進みながら人類補完計画を進めようとするゲンドウを止めるためシンジアスカを拾ったヴンダーは立ち向かう。

戦闘前シンジに「ちょっと好きだった」と語るアスカがもう…、14年前の淡い恋心と、Qの冒頭でガラスを殴ったのが3号機を止めることも殺すこともしなかったことと明かされてアスカ派は胸がいっぱいやで…。旧劇からずっとアスカは可哀想すぎた。

 

ゲンドウとシンジの直接対決。ここから旧劇リブート色が強くなる。ミサトさんの部屋での殴り合いは笑いそうになる。笑ってはいけないは一番フックが聞いて面白いという笑いの基本を抑えてきてる。さすが。

セットをぶち抜く演出はもういよいよ意味わかんないけどそれでこそエヴァ。今作だけ見に来る人なんか置いてけ置いてけ!

 

見知らぬ天井ならぬ見慣れた電車で対話するゲンドウとシンジ。旧劇がシンジくんの自問自答だったけど、今作はシンジくんが回しに。成長しやがって。今作の人類補完計画は中心がゲンドウだったね。

ゲンドウの願いはユイに会うことではなくユイを看取ることだった。これは胸を打たれた。ユイの影をシンジに見た時、いやそんなのこんなことになる前に気付けと思ったけど、看取りたいというならちょっと共感出来た。病める時も健やかなる時も共に生きることを誓ったなら、看取るまでしたいよね。

 

人類補完計画の中心はシンジに移り、回しのシンジさんはアスカも回す。旧劇を彷彿とさせる海で「僕もたぶんアスカのことが好きだったと思う」。

場所が場所なので

 

「気持ち悪い」

 

    終劇

 

になったらシンジくんも俺も発狂しちまうよと心配するも杞憂だった。既にアスカの心にはケンスケがいるが、心なしか照れた表情。「boy meets girl」ならぬ「boy meeted girl」だった。

回すシンジさんはカヲルくんも回す。大回しじゃ。

カヲルくんも救おうとする今回のシンジさんの成長速度が凄まじい。

そして最後に綾波(本人)も回す。14年分髪が伸びた綾波が可愛すぎる。アスカは諦めた、シンジさんには綾波がいる!

 

みんな救ったところで世界が終わり、旧エヴァを彷彿とさせるラフ画に…なったところでマリ登場。あれ、シンジさんがヒロインでマリがヒーローになった。最後に新たな「boy meets girl」だ。

 

世界は実写に。実写の使い方が悪夢の旧劇と違って清々しい。遠くに並ぶカヲルくんと綾波。シンジくんには綾波がいるわけじゃなかった。

その代わり成長したマリとシンジが改めて出会う。

シンジにはマリがいる!!まさかのマリエンド!!

そして2人は手を取り駆け出し、終劇。

EDは宇多田ヒカルの「One Last Kiss」と「Beautiful World」。改めて聞くとシンジくんの歌かと思っていたら完全にゲンドウの歌だった。

 

記憶を辿りながら書いてきたけどうん、めちゃくちゃ満足感はありました。

確かにLAS(ラブラブアスカシンジ)派やカヲシン派の人は脳がぶっ壊れたかもしれないけど、そもそもが不幸にしかなれなかった子供たちが幸福に終わっただけで満足。特にエヴァって完結編でも最後まで安心出来なかったし、むしろカップリング含めて本当に完結させたことに称賛の拍手を送りたい。

 

あと書くタイミングがわからなかったので端折ったけど、「行きなさいシンジくん!(熱血)」から「二度とエヴァには乗らないで(冷血)」になりストップ安だったミサトさんが一転してストップ高ミサトさんが守りたいもの、シンジくんへの想いを知ってしまうともう嫌いになれない。決意し髪を下ろした時鳥肌もんよ。

他にも委員長めっちゃ良妻賢母とかサクラ一番良い子なんじゃとか冬月精神力で保ってたん!?とか書きたいこと印象に残っていることたくさんあるけどこのくらいにしておきます。

 

さようなら、全てのエヴァンゲリオン

 

でもたぶんまた見る。

そしておそらく何らかの形で、きっとまた会えるんじゃないかな。

個人的にはスーパーロボット大戦でシンエヴァ出る日が既に待ち遠しいです。